社団法人 日本写真協会
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東京写真月間 日本写真協会賞 入会案内 写真協会プロフィール 事業報告
2019年日本写真協会賞受賞者
受賞者
受賞理由
作家賞 石川 真生
(いしかわ まお)

70年代から沖縄米軍基地周辺で懸命に生きる女性たちの姿を捉えた「FENCES,OKINAWA」をはじめ数々の個展や写真集を発表し続け、2018年丸木美術館が催した「石川真生 大琉球写真絵巻」展で今日までの沖縄、苦悩の歴史を綴った不屈の創作力に対して
新人賞 インベカヲリ★ 近刊「理想の猫じゃない」と同個展は、写真家とモデルという関係性のなかでも、これまでとは全く違う、「撮る-撮られる」を超えていて、その自由で闊達な表現に対して

峯水 亮
呼吸やフィンなどを上手く使って静止する高度な潜水技術で、夜の海に潜り、ストロボとマクロレンズで数ミリのプランクトンを鮮やかに、高精細に幻想的世界を描くその活動に対して
国際賞 「THE JAPANESE PHOTO BOOK:1912-1990」
マンフレッド・ハイティング/金子隆一

時代の移り変わりの中で511冊の写真集や3500点もの写真・図版を体系的に纏め上げ、日本の写真集が世界に与えた影響が歴史を辿りながら見えてくる。 それは日本の写真史を知る上で優れた内容で、デザインも秀逸である

功労賞 富岡 畦草
(とみおか けいそう)
近著「東京定点巡礼」を契機として、70年にも渉る東京や家族の成長記録を撮り続けた「定点撮影」の手法は、写真表現の原初的な特性を改めて明らかにした。その永年の写真活動に対して
原 直久
(はら なおひさ)
長年日本大学芸術学部で教鞭をとる傍ら、文化庁派遣芸術家在外研修員として、フランス、ドイツで研鑽を積み写真表現の原点は何かを探り、古典技法から最新の技術にまで制作に励み、海外の写真界にも影響を与えてこられた功績に対して
学芸賞 港 千尋
(みなと ちひろ)

2018年「風景論」―変貌する地球と日本の記憶―を上梓して、デジタル勃興時代以降の風景に対する概念を新たに提示し、今後の写真表現の領域を拡張させることを示唆する評論に対して

選考委員: 織作 峰子 (写真家)
  佐々木 広人 (朝日新聞出版 雑誌本部長:前アサヒカメラ編集長)
  佐藤 時啓  (写真家)
  土田 ヒロミ (写真家)
  松本 徳彦 (写真家)
  (五十音順、敬称略)
 
■2019年日本写真協会賞受賞作品展  

会場

富士フイルムフォトサロン東京 スペース1  
   
東京都港区赤坂9-7-3 1F Tel.03-6271-3351
 
会期
2019年5月31日(金)〜6月6日(木)10:00〜19:00 (最終日16:00) 入場無料
 
 
 
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