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受賞者 |
受賞理由 |
国際賞 |
山岸 享子 |
多年にわたり日本の写真を海外に発信するとともに、海外の同時代の写真を日本に紹介し、日本の写真文化の発展に大きな貢献を果してきた功績に対して |
功労賞 |
熊切 圭介 |
フリーランスのエディトリアル写真家としてジャーナリズムの分野で活躍するとともに、写真愛好家への指導や学校教育を通して写真界へ多大な貢献をしてきた、その功績に対して |
故・多木 浩二 |
繊細かつ強靭で探究心に満ちた長年の批評活動により、写真及び写真に深く依拠する現代社会を思索する上での指針を示し続けてきた功績に対して |
福島 辰夫 |
『福島辰夫写真評論集』で集大成された多角的な評論の数々や展覧会のオルガナイザー、ディレクターなど、長年にわたる幅広い活動により日本の現代写真に大きな道すじを引いた功績に対して |
村井 修 |
建築・彫刻・街並みを対象に制作活動を行い、半世紀を越える長きにわたって建築写真の第一人者として活躍するとともに、大学で後進の指導にあたるなど写真文化の向上に大きく寄与した功績に対して |
作家賞 |
石川 梵 |
地球の歴史と民の祈りをテーマに骨太のドキュメンタリー作品を制作し、常に写真の力強さを示し続けてきた活動に加えて、最近作『THE DAYS
AFTER 東日本大震災の記憶』で東日本大震災の光景をいち早く纏めた活動に対して |
高梨 豊 |
最近作『IN’』をはじめ、旺盛な創作力で変貌していく都市をテーマにスナップショットを制作し続け、同時代人に大きな影響を与えている。写真家として進化し続ける長年の作家活動に対して |
ホンマタカシ |
「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー」展では写真の歴史を柔軟に咀嚼(そしゃく)しながら、今日の写真のあり方を、より開かれた文脈で見る者に問いかけた。写真の多重性を確認し続ける意欲的な作家活動に対して
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学芸賞 |
岡塚
章子 |
「140年前の江戸城を撮った男―横山松三郎」展(江戸東京博物館)をはじめとする数多くの展覧会の企画立案、作品収集、図録編集・執筆などに携わり、独自の視点による写真へのアプローチを示したキュレーション活動に対して
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新人賞 |
公文 健太郎 |
『ゴマの洋品店−ネパール・バネパの街から』ほか、明快なテーマの立て方と撮り口でネパールやブラジルなどの撮影を続け、見る者を納得させ、感銘を与えるルポルタージュ作品を制作する、その真摯な活動に対して |
斉藤 麻子 |
日本各地に点在する地層の露出(露頭)を丹念に調査しつつ中・大判カメラの精緻な描写力によって表現し、その周縁を形成する人間の営みまで写し込んで現代社会に対する批評性を内包させた作品「Exposures」や「Field
Note」に対して
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