社団法人 日本写真協会
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事業計画
平成23年度事業計画(平成23年4月1日〜平成24年3月31日)
 平成23年度は、新法人法に適合していると認定された「公益社団法人 日本写真協会」のスタート元年であり、新定款に定める「写真の普及・振興に関する事業を行い、文化の発展と国際交流の増進に寄与する」という設立目的に基づき、写真・映像文化の振興・普及を目的に従来からの事業を継続してまいりますが、会員だけでなく不特定多数の者の利益の増進に寄与しなければならない公益法人としての意識を強く持って、その内容については適時見直しを行いつつ以下の事業を実施していきます。
尚、4月26日開催の通常理事会において、昨年の社員総会で承認いただいた定款の附則第3項で選出された理事の中から、新公益法人としてのガバナンス強化の観点より、久保走一、武本秀治、田沼武能の三氏を副会長に選出いたしましたことをご報告申し上げます
 
A.公益事業
1.日本の写真文化に顕著な功績のあった国内外の個人及び団体の顕彰(「日本写真協会賞」)
 ― 表彰委員会 ―
 

「平成23年度日本写真協会賞」は今年60回目を迎え、2月21日(月)に「選考会」を開催し、各賞受賞者を内定しました。

  国際賞:クリス・ピヒラー    
功労賞:木村恵一、笹本恒子、福原義春
作家賞:川田喜久治、森村泰昌、ハービー・山口
学芸賞:倉石信乃        
新人賞:大和田良、村越としや
○平成23年度事業として下記のとおり実施いたします。
(1) 対外発表: 4月14日(木) カメラ記者クラブで対外正式発表を行うと共に、全国紙、一般雑誌 等に資料を配布して記事掲載を依頼すると共に、HPに掲載し広く不特定多数の一般 市民に周 知徹底を図ります。
(2)

表彰式 : 6月1日(水)17:00〜18:00 東京・三田の笹川記念会館で、受賞内容をスライド映 写で紹介し、受賞者に対し表彰状・賞杯の授与を実施いたします。

(3)

受賞祝賀会:6月1日(水)18:30〜20:00 表彰式終了後、同会場内レストランに会場を移し受賞者をお祝いする会を開催します。

(4)

受賞作品展覧会: 5月27日(金)〜6月2日(木)に、六本木の富士フイルムフォトサロン東京で開催し、会員以外にも不特定多数の写真愛好者に鑑賞してもらい受賞者の受賞内容を確認いただき、写真文化の普及・振興に貢献します。

(5)

平成24年度の選考
恣意的な選考に陥らないよう、本年同様、12月に広く写真界全体から、会員及び委嘱 している指名推薦者(ノミネーター)による候補者のリストアップを行い、平成24年2月に会長が委嘱する選考委員7名による選考会を開催して受賞者を決定します。

2. 写真に関する国内の情報・資料の収集及び「日本写真年報」の編集発行 
 ― 出版広報委員会 ―
 

 「不特定多数の利益の増進に寄与する公益事業」として認定された「日本写真年報」は、本年度より公益事業に適合すべく、昨年までの版から「会員名簿」、「定款」、「役員及び名誉会員」の 項目を削除し、別途「会員名簿」として分冊して発行いたします。又、「日本写真協会の活動」の項目は巻末に移動します。「日本写真年報」の編集発行は、公益事業に相応く、従来以上に広く情報収集して内容の充実を図っていくと共に、国際交流の増進に一層寄与すべく逐次、英語版を充実させていきます。配布・頒布につきましては、会員の皆様にお届けすると共に、関心の高い一般市民の為に写真美術館・ギャラリー・図書館・行政諸機関・大使館等の公的機関及び報道機関に無料配布してきましたが、更に、本年度からは会員以外の不特定多数の写真愛好者なら誰でもが入手できるよう、ホームページに掲載すると共に、「東京写真月間」事業の写真展会場で頒布告知チラシを配布してその発行を広く告知します。

3. 子供達中心に写真映像の原理と楽しみ方を理解させる写真体験教室の実施
 ― 写真・映像教育推進委員会 ―
   当協会の設立目的に照らし、将来を担う子供たちに対する写真文化の教育が肝要だとの認識から、主として小学生を対象に銀塩方式の写真体験教室を2005年から実施してきました。
 写真関連の光や色に関する授業内容が少ない現在のゆとり教育の授業体制の中で、熱心な教師からの要望に応え正規の授業にも取り上げられるようになり、体験教室を受講した子供たちの驚きと感動を共有できたことは、写真・映像教育推進委員会の委員にとっても非常なやりがいを覚える体験でした。
しかしながら、近年のデジタル化進展により、デジタルによる写真体験教室の要望も増えてきました。その要望に応える為、平成21年度には、デジタルカメラの楽しみ方の効果的なカリキュラムを検討し、22年度はそのカリキュラムを基に、手探りではありましたがデジタル教育の展開を図り、その過程で学校や生徒がデジタル写真教室に求めるものを概ね理解いたしました。
銀塩方式の写真体験教室では、子供たちが普段できない暗室体験を通じて写真の原理を理解してもらうことが大きな目的でしたが、小学生でもボタンを押すだけで綺麗な写真が写せるデジタル写真教室では、写真の原理は勿論ですが、写真の持つ多様な力の中から、自分の気持ちを表すという写真の自己表現力・コミュニケーション力を如何に引き出すかが重要になります。
平成23年度は、各学校・教師等の要望を基に、銀塩写真教室を今までどおり実施していくと共に過去2年間の経験を基にしたデジタル写真体験教室も積極的に展開していきます。
又、写真体験教室の中では、断りもなく他人の顔を写さないとか、花壇等に勝手に踏み込まない等の撮影マナーや、著作権、肖像権等の法的権利についてもその重要性を教えていきます。
 ☆23年度実施目標:30ヶ所1200名
4. 国内外の写真文化を紹介する国際交流活動  ― 国際交流委員会・写真月間委員会 ―
(1)アジアの写真家たち2011インドネシア
 「東京写真月間」では「アジアの写真家たち」をテーマに、バングラデシュ(2004年)、ウズベキスタン(2005年)、ベトナム(2006年)、インド(2007年)、シンガポール(2008年)、マレーシア(2009年)、タイ(2010年)との交流を行ってきましたが、本年はインドネシアとの写真文化交流を行いアジア写真界との交流を深めていきます。
(2)日本写真協会賞新人賞作品の海外への紹介
 平成22年度は、東京綜合写真専門学校と協力し、セルビア共和国ベオグラードで開催することができ、非常な講評を博しました。
平成23年度は、ドイツ・ベルリン日独センターで9月中旬から約1カ月間にわたり、新人賞受賞者7名の「日本写真協会賞新人賞受賞作品展」の開催を計画しており、国際交流基金他との協力体制を構築していきます。又、交流の拡大の為、各国大使館、国際交流基金海外支部への呼びかけを実施していきます。
(3)海外写真事情を紹介する講演会、スライドレクチャーの開催
 「平成23年度日本写真協会賞国際賞」受賞者クリス・ピヒラー氏の講演会の開催
同氏の表彰式出席に合わせ、6月1日に表彰式会場で写真集の出版に関する講演会を開催いたします。
(4)文化庁の派遣及び招聘 海外写真研修生の推薦
 平成23年度も、文化庁の推薦団体委嘱に応え、同庁の派遣及び招聘海外写真研修生の応募窓口として推薦実務を実施いたします。
5. 「写真の日」を中心に国内外の写真展を集中展開する写真月間の開催
 ― 写真月間委員会 ―
(1) 「東京写真月間2011」
  々馥眦検屬いものランド」
昨年の2010年国内展は、「生物多様性」をコンセプトに様々な生物を育んでいる「森」を取り上げて写真展を企画しました。今回2011年は、それを一歩進め、あらゆる場所で力強く生きている生物に注目したいと思います。
地球上には、人類も含め様々な生物が生きており、さながら、地球それ自体が一つの生命体であると言っても過言ではありません。
今、その生物たちが、環境の変化などによって絶滅の危惧にさらされていると同時に、生物多様性のバランスが崩れ逆に繁殖しすぎている動物も存在しています。様々な生物が生きていけなくなることは、我々人類もいずれ、生きていけなくなってしまうことでしょう。その状況を防いでいくには、環境を守ることはもとより、我々の周りに生きている多種多様な生物のことをもっとよく知ることが大切です。写真のテクノロジーが進歩することによって様々な写真家により様々な手法が生み出され、あまり見ることの出来なかった生物の姿や生態が的確に記録され、手軽に知ることが出来るようになりました。また心温まる生物の姿を捉えた写真からは、いとおしさを感じ多種多様な生き物たちを大切にしていこうという優しい心が生まれてきます。
今回は、この生物たちが様々に生きている姿を見て感じて知ってもらうことを主眼にセレクトした写真家の写真展を企画開催いたします。
●コニカミノルタプラザ ギャラリーB & C 5月19日(木)〜5月30日(月)  「水辺の時間」 内山りゅう
5/21(土) スライド・トークショー
●銀座ニコンサロン 5月25日(水)〜6月7日(火) 「となりのツキノワグマ」 宮崎学 6/2(木)  トークショー
●ペンタックスフォーラム 5月25日(水)〜6月6日(月)「ハヤブサ -空に生きる猛禽‐」 関根学  
●オリンパスギャラリー東京 6月2日(木)〜6月8日(水)「うみうし」 今本淳
  国際展「アジアの写真家たち 2011 インドネシア」
2011年の「アジアの写真家たち」はインドネシアの写真家を紹介します。インドネシア共和国は大小約1万8千の島々からなっており、国土は東西5000kmに及び、面積は日本の約5倍です。人口は約2億3千万人を擁し世界で4番目です。民族構成はマレー人が中心ですが多くの島々に約300の民族が住む多民族国家で、宗教は大多数がイスラム教です。
経済的にはここ数年5%強の経済成長を続けており、アジアの経済大国に成長しております。人々の生活様式も欧米の影響を受けて近代化され、大都市を中心に消費、娯楽文化が花開いております。日本との関係は経済、文化両面で非常に良好で、観光面でもバリ島を中心として日本人の観光客を多く集めています。
 今年度の「インドネシア写真展」は「Indonesia Nowadays -Section1」から「-Section4」まで16名の写真家による写真展を都内4か所のギャラリーで開催します。各写真家の写真の表現方法は夫々が個性的でインドネシアの写真界の今日の姿を反映しております。例えばインドネシアのバリ島やジャワ島はじめ多くの観光名所の景観を絵画的に表現した写真では同国の大自然の素晴らしさを垣間見ることが出来ます。また山村僻地に住む原住民の風俗、生活の様子は近代国家として揺るぎない同国の他の一面といえます。写真のデジタル化はインドネシアも例外でなく、他の東アジアの国々と同様、急速に進んでおり、従来の写真表現を越えた大胆なアート技法を取り入れた写真も紹介します。このように今回の写真展を通じて我々日本人がインドネシアの未知な部分に触れることによって両国のさらなる相互理解が進むことを期待します。
●リコーフォトギャラリーRING CUBE  5月25日(水)〜6月5日(日) Indonesia Nowadays - Section 機  
●オープンギャラリー(キヤノンSタワー2F) 5月31日(火)〜6月20日(月) Indonesia Nowadays - Section
●Place M 5月30日(月)〜6月5日(日)Indonesia Nowadays - Section
●M2ギャラリー5月31日(火)〜6月9日(木) Indonesia Nowadays - Section
●日本アセアンセンター・アセアンホール  5月31日(火)〜6月16日(木) Indonesia Nowadays- Section
  「1000人の写真展 わたしのこの一枚」 6月11日(土)〜15日(水)
新宿パークタワー・ギャラリー3
 東京写真月間の人気イベントである本写真展は、昨年参加者が1000名を超え、出品したくてもお断りせざるを得ない方も出て年々盛況になっています。本年も昨年に引き続き、大きく伸ばして多くの人々に見てもらう写真の楽しさを味わってもらうべく、多くのギャラリーに台紙を配布し一般写真愛好家の期待にこたえていきます。
  ぁ崋命燭瞭」記念写真展・2011 6月16日(木)〜6月19日(日) 表彰式:6月18日(土)13:00〜
新宿パークタワー・ギャラリー3
 本年の作品審査会は去る3月8日に、ハービー山口、前川貴行両氏を審査員に迎えて行われ応募人数924人、応募点数2,366点の中から外務大臣賞1点以下入賞展示作品321点を決定しました。この入賞作品321点を6月16日から新宿にて展示し写真の素晴らしさを訴えます。今年からは応募資格が30歳以下の「ヤングフォト賞」を新設し、若者に対しより一層写真文化の普及を図っていきます。又、写真文化を地方都市へ波及させるため以下の全国5カ所で巡回展を開催していきます。
●巡回展を全国5カ所で開催  
「写真の町」東川町文化ギャラリー    6月25日(土)〜7 月6日(水)
富士フイルムフォトサロン大阪(スペース2) 7 月22日(金)〜7月28日(木)
福島市写真美術館(花の写真館)    9月3日(土)〜9月23日(金)
高知県立歴史民俗資料館        10月 9日(日)〜10月23日(日)
北アルプス展望美術館(池田町立美術館)  11月19日(土)〜12月11日(日)
  ァ峺つけた!撮った!ワンダーランド」 5月28日(土)〜6月28日(火) 5月29日(日) キックオフイベント
日比谷公園みどりのiプラザ/ギャラリー1 (緑と水の市民カレッジ3F)
本年も読売新聞とコラボレーションを組み、読売新聞写真教室参加児童の作品展示をメインに、日比谷公園内のギャラリーという立地を有効に活用し、主として子供たちを対象に写真の楽しさを訴える写真展を実施していきます。
(2) 「東京写真月間2011」巡回展
  東京以外で記念写真展入賞作品の展示を全国5カ所で開催しますが、下記2カ所からは、それに加えて国内展「いきものランド」及び国際展「アジアの写真家たち 2011 インドネシア」の展示作品をも同時に展示し幅広い写真を地元の人々に見せたいとの強い希望があるので、地方での写真文化の普及促進の観点より巡回展の写真展示も行っていきます。
●「写真の町」東川町文化ギャラリー 6月25日(土)〜 7 月6日(水)
●高知県立歴史民俗資料館10月9日(日)〜10月23日(日)
(3) 「大阪写真月間2010」への協賛
  関西での写真文化の振興、啓発・活性化を目的として、今年第10回目を開催する「大阪写真月間2011」に対し、その企画に賛同し補助金45万円を協賛します。
内容は「写真家150人の1坪展」、「1000人の写真展」、「大阪写真月間ハイスクールフォトアワード」、「小学生のための写真講座」、「10周年記念 特別企画写真展・シンポジウム」
   
B.共益事業
6.会員に対し、会の動向や写真界の動きを知らせる会報の発行 ―出版広報委員会―
 公益社団法人の相互扶助等事業として、会員の皆様に対しては、会の動向や写真界の最近の動きをお知らせする為、従来通り年4回 5月、8月、11月、2月に会報を発行いたします。
内容は基本的に変わりませんが、事務局からの一方通行だけではなく、「会員のひろば」の欄も設けていますので、会員の声を積極的に拾っていきます。
7.日本写真協会賞受賞祝賀会 兼 叙勲・褒章受章祝賀会 兼 東京写真月間レセプションの開催
―総務委員会―
 当協会では、従来、6月1日「写真の日」に日本写真協会賞表彰式後、その受賞祝賀会と東京写真月間レセプションとを共同開催し、12月第2週には「春・秋の叙勲・褒章、並びに写真界の各賞受賞者を祝う祝賀会」を、会員の親睦を図る意味も含め開催してきました。
平成23年度は、経費の有効活用と一部会員の声を考慮した結果、毎年12月に開催していた「叙勲・褒章等の祝賀会」を、6月1日の「写真の日」事業の一環として開催することとし、日本写真協会賞表彰式後、その受賞祝賀会と東京写真月間レセプションとに併せて、笹川記念会館で「日本写真協会賞受賞祝賀会 兼 叙勲・褒章受章祝賀会 兼 東京写真月間レセプション」として開催いたします。従って、12月の祝賀会は実施いたしません。
 
C.法人運営事業
8.新公益法人制度に則った協会運営 ―総務委員会―
(1)当協会は4月1日に「公益社団法人 日本写真協会」に移行 し、従来の「社団法人日本写真協会」は3月31日に解散となりました。
公益法人には、「不特定多数の利益の増進に寄与する」ことが強く求められています。従来から、当協会の活動内容が会員のためだけでなかったことは明らかですが、今後は従来にも増して一般市民写真愛好家の存在を念頭に置き、法令を遵守し、規程を整備して自己統制の体制をしっかり築き、公正、公平、公開を旨とした運営を心がけていきます。
(2) ホームページの充実と積極的活用
協会諸事業の活動内容をその都度タイムリーに更新し、積極的に活用していくと共に、国際交流の推進を強化するため、委員会内にワーキンググループを設置し、英語版ホームページの内容充実を図っていきます。
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