社団法人 日本写真協会
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主催 「東京写真月間2024実行委員会 日本写真協会・
東京都写真美術館
後援

外務省・環境省・駐日インド大使館

     
東京写真月間2024企画展
「写真の力で伝えようSDGs」 写真展  

 国内企画展は、「写真の力で考えよう 未来に希望を」をキャッチフレーズにSDGsを意識した写真展シリーズ第三弾を開催いたします。一昨年は「地域との共生」、昨年は「環境」をテーマに会員を対象とした公募形式で作品を募集いたしました。今年のテーマは「写真で伝えようSDGs」として、日頃写真を通して様々なアプローチでSDGsを表現されている作品を会員から募りました。
今回も全国の会員から多面的な視点で「SDGs」についての取り組みを表現された作品を多数ご応募頂きましたが、その中から実行委員会と関係者による選考の結果9名の出展者が選出され、6会場で写真展を開催いたします。


 
キヤノンオープンギャラリー1
東京都港区港南2-16-6 キヤノン Sタワー 2F
2024年5月17日(金)〜6月17日(月)10:00〜17:30 (日曜・祝日休館)

   
コンドウダイスケ 写真展 「マタギの鉛筆
   
 
作者は2022年からマタギであり植物学の研究者としても活動している益田光氏と共同で「iPlants(information Plants)」という企画を立ち上げました。これは“マタギによる新たな山の恵みの形を探る”試みです。現代に生きるマタギが山菜や山野草といった植物を写真データとして“採取”し、そのデータからプロダクトを制作することによりマタギとしての生業を作り出す試みで、また環境に負荷をかけない山の恵みの活かし方を模索するものです。
本作品はそれらの過程の中で撮影した植物のデータを写真展という形で再編集しています。
 
 
           
 
 
東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル1F
2024年5月24日(金)〜6月12日(水)11:00〜18:00 (日曜休館)

   
大塚友記憲 写真展 「ヌタカウペ」
  北海道の中央部に位置する大雪山は先住民族の上川アイヌの人々が昔から「ヌタカウペ」(川の湾曲部の上にいつもいらっしゃるもの)と呼んでいたそうです。彼らにとって神聖な東の方角に鎮座し、日々の恵みをもたらしてくれる「ヌタカウペ」は現代の私たちにとっても変わらない大切な存在です。そのような自然の恵みをもたらしてくれる「ヌタカウペ」を先人に敬意を払いつつ捉えた作品です。    
 
 
   
   
 

   
長田達明 写真展 「魚津埋没林−沈黙からの目覚め」
  天然記念物である魚津埋没林を撮影した作品です。海水の中で埋没林が腐ることもなく残ったのは、山から流れ出る雑菌の少ない伏流水などにより自然環境が保たれたからです。海洋資源の持続可能な利用や海洋汚染の削減などSDGsの目標「海の豊かさを守ろう」に繋がるように埋没林を通じで表現しています。    
 
 
   
   
 

   
川口和之 写真展 「OKINAWAN PROSPECTS」
  作者のPROSPECTSシリーズは、その言葉の一義である「眺望」や「見通し」といった意味に加え、その場所の歴史性を踏まえながら、将来の姿や展望を写真によって浮かび上がらせる試みです。
 沖縄県の自治体は2019年から継続して自治体SDGsモデル事業として選定されていますが、2021年にSDGs未来都市に選定されました。そのテーマは「誰一人取り残されない持続可能な美ら海「沖縄らしさ」の表現〜SDGs推進による沖縄の継承と変革への挑戦〜」
 約50年に渡り沖縄の各地を撮り続けた作者が、変わらない沖縄と変わり続ける沖縄の現実を視続け思索を続けた作品です。
   
 
 
   
   
         
 
 
ニコンプラザ東京 THE GALLERY
東京都新宿区西新宿1-6-1新宿エルタワー28F
2024年5月28日(火)〜6月8日(土) 10:30〜18:30(日曜休館)
 
 
堀内洋助 写真展 「再生の原風景−渡良瀬遊水地と足尾−」
足尾銅山鉱毒事件により足尾の山と渡良瀬遊水地は荒廃しました。その後一世紀を超える月日は遊水地を本州最大のヨシ原と野鳥や植物、昆虫などの貴重な自然の宝庫に再生させました。作者はライフワークとして長年渡良瀬遊水地の撮影に取り組んでいます。遊水地の四季の移ろいの一瞬の美を現した作品です。
 
 
   
       
 
     
 
OM SYSTEM GALLERY
東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビルB1F
2024年5月30日(木)〜6月10日(月)10:00〜18:00(最終日15:00 火曜・水曜休館)

   
岡田 満 写真展 「いのちを紡ぐ《身近での野鳥の生態から 野生との共存を考える》」 
  作者はコロナ禍を契機に自宅のすぐ近くにある大阪市南部の川を見直しました。そこには魚や野鳥の姿を見ることが出来ました。そこで撮影範囲を大阪市内にも広げました。環境の悪化にも関わらず魚や野鳥は真摯に精一杯生き抜き、その野生は脈々と受け継がれています。豊かで多様な生き物が存在する社会であるべきだとの願いが込められた作品です。    
 
 
   
   
 

   
香川良海 写真展 「草花一木 大分県西部
  作者は万人が愛する桜にも感動しますが、寂しい山中でも頑張っている草花もかけがえのない命は同じだと思っています。温暖化防止に少しでも協力しつつ、自然に感謝し撮影のテーマを草花一木との共生とし、時間の許す限り草花と語り合いながら写した作品です。    
 
 
   
   
           
 
 
LUMIX BASE TOKYO
東京都港区南青山2-11-17第一法規ビル1F
2024年6月5日(水)〜6月30日(日)11:00〜19:00(最終日17:00 月曜休館)

  村上 忍 写真展 Plants with us (植物と私たちの生活」    
  生活の中で様々な形で必要とされる植物。作者は植物との親和性に興味を持っています。また、人の気配を失った場でたくましく生きる植物の生命力にも驚いています。それは私たち人間の植物への親和性(愛着)の理由が審美性の他に、さらに根源的な生命力に結びつくものかもしれないと作者は考えています。これからも続いていくべき大切な植物と人とのこうした関係性について、身近な植物の在り方を見つめながら撮影した作品です。  
 
 
         
 
 
 
 
ピクトリコショップ&ギャラリー
東京都墨田区横綱1−2−16東誠ビル5F
2024年6月11日(火)〜6月15日(土)11:00〜18:00(日曜・月曜休館)

  出水惠利子 写真展 「海とともに   
  作者はテトラポッド(消波ブロック)を撮り続けています。多くの人が嫌うテトラポッドは実は波を砕き、砂浜を守り、土地を守り、人を守っています。そして役目を終えると風化して砂に帰ります。地球環境を考える一つとして、日本各地のテトラポッドを撮影した作品です。
 
 
 
   


   
 
 

 
  巡回展
 写真文化首都「写真の町」東川町 東川町文化ギャラリー
 
 
             
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